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有機化学の話 合成してみてはいかがでしょうか。
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ゴキブリのフェロモン


これらを見て何なのかわかるでしょうか。実はこれはゴキブリのフェロモンなんですw

まずフェロモンって一体何って方もおられると思うので説明したいと思います。

昆虫ではフェロモンという物質を放出してオスを引き寄せたりしています。ゴキブリの場合は上の物質になります。相手に届かなければ意味がありませんから、蒸発しやすい物となっています。

フェロモンの効果は強烈で、カイコガの場合なら1グラムの100億分の1もあれば匂いを嗅ぎつけるのに十分といわれます。メスがひとたびフェロモンを放出すれば、数km先からでもかぎつけてオスが集まってくるというなんともすさまじい威力です。

逆に微量しか必要ないので、研究する方にとっては必要量を集めるだけでもすごく大変な作業になります。

このゴキブリのフェロモンであるペリプラノンBを最初に発見した人は、
ゴキブリ50万匹をまとめてすりつぶして水蒸気蒸留にかけるという壮絶な実験を行なったあげく、
得られたのは1ミリグラムに満たなかったといいます。この執念は研究者の鑑ですね。

Tetrahedron, 46, 8083-8092 (1990)この論文に合成について書かれていたので、研究の合間などに合成されて、その威力を確かめられてはいかがですか。



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