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有機化学の話 フラーレンの中に水素を閉じこめる
有機化学のトピックを紹介しています。
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フレーレン

サッカボール状の分子のフラーレン。いろんな特性があり、かなり注目されている材料ですね。詳しい特性については他に譲るとして、今回はフラーレンの中に水素分子を効率良く閉じこめる技術の開発の話を紹介したいと思います。

最近の研究ではフラーレンの中に,分子や原子を閉じこめると,磁気共鳴映像や分子エレクトロニクスなどのさまざまな分野で応用が期待され,注目されています。これまで,フラーレンの中に分子を閉じこめる方法として,高温や高圧力といった物理的手法が試みられてきたんですが、しかしその効率は悪いというのが現状でした。


 それを京都大学の小松博士らは,化学的手法を組み合わせることで,フラーレンの中に水素分子を効率よく閉じこめることに成功しました。

まず博士らは,化学反応によりフラーレンに穴を開け、その後,高温高圧状態で水素分子1個を閉じこめ,さらに化学反応させて,穴をふさいぐという、まさに外科手術をするのと同じような手法でこの成果をあげました。
 その封入効率は,61%まで達するというかなりの効率の良い手法となっています。

この技術でまたフラーレンが注目を集めそうですね。
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