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有機化学の話
有機化学のトピックを紹介しています。
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1 名前:白夜φ ★[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 08:48:05 ID:???
東大、微生物で太陽電池-天然由来のみで発電
 
東京大学の橋本和仁教授らの研究チームは、緑藻などの光合成微生物と電流を
発生させる細菌(電流発生菌)と組み合わせることで電流を取り出すことに成功した。
エネルギーの仲介として微生物を使い光合成微生物から電気を取り出したのは初めてという。
水田や池などでの発電技術の第一歩として期待できる。
 
東大構内にある池の水を汲み、
窒素やリンなどを含んだ液体培地に入れ、酸素がない条件下で培養した。
培養液を炭素材料であるグラファイトフェルト電極と白金電極に接触させ、
培養液に光を照射すると電流が流れた。
 
光合成微生物が太陽の光エネルギーを糖などの有機物に変える。
この有機物を電流発生菌が食べて生成した電子を電極に渡すと考えられる。
従来、光合成微生物に光を照射するだけでは電極に電子を渡すことができず、
電子を仲介する化合物を入れる必要があった。

(掲載日 2009年07月07日)

▽記事引用元:日刊工業新聞(http://www.nikkan.co.jp/)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620090707aaab.html
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研究とは、誰も知らないことや誰も見たことがないことを発見すること。

開発とは、研究で既に生み出さていることを集積・統合して製品を実現すること。


研究室に配属されると、
「研究」をやってる人
「開発」をやってる人
「研究開発」をやってる人

の3パターンがあります。

開発には少なくとも「知識の組み合わせ法の研究」という要素が
含まれ、一種の研究であるともいえます。

通常大学では研究、企業が開発というスタンスです。

基礎研→大学
応用研究→大学・企業
開発→企業


私の場合、修士を卒業した後、真理を探求したいというより、新しいものを作りたいというのがあったので開発に進みました。

大学の卒論、修論がなんの役に立つのかわからずにモチベーションが下がってる人も少なくないと思いますが、企業に入って開発職に就くとやりがいがあり、理系でよかったと思えると思います。


1 名前:依頼スレの4@おっおにぎりがほしいんだなφ ★[] 投稿日:2009/07/14(火) 14:07:07 ID:???
東京大学の野田優准教授らは、高純度の単層カーボンナノチューブ(CNT)を
従来法の約1000分の1のわずか10分で生成する技術を開発した。

平面基板上にCNTを成長させる方法を応用し、ビーズ状の球体の表面に生成する。
触媒の付け方を改善すれば、CNT回収までを一つの装置で繰り返せる。
理論上、容積1リットルの装置で1日1キログラムの単層CNTを生成できる。
高品質の単層CNT価格を500分の1以下の1グラム当たり100円にできる。
ガソリン精製などに使う流動層と呼ばれる装置で行う。

表面に鉄触媒を添付した直径500マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の
セラミックス製ビーズを入れ、原料のアセチレンガスを流すと、
約10分でビーズ表面に数百ナノメートル(ナノは10億分の1)の長さの単層CNTが成長する。
CNTはガスの流量を上げるとビーズから切り離され、簡単に回収できる。


ソース:日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620090713aaab.html

結晶系


有機・無機化合物が結晶となるときに「結晶多形」というものがあります。

つまり同じ物質が結晶化する場合でも、その結晶の仕方が違ということです(例えば、↑↑と並んでいたり、↑→、→←とならんでいたりなど)。


あの水ですら、6種類もの結晶多形をがあることがしられています。


この「結晶多形」の違いにより、同一化合物であっても溶解度や融点などが変わってしまうことがあります。


現在の化学技術ではこの結晶多形について経験則の域を出ず、その制御・理論構築が不十分です。


そんなことが何の役に立つかと思われるかもしれませんが、これを解明することで、様々なものに応用できます。

最近、固相反応の論文を読んだのですが、固相反応は分子同士が止まった状態で反応するので結晶構造に依存します。この結晶構造を制御できれば、特定の位置に結合させたりキレイに配列させることで、高収率が期待できます。

他にも、医薬品などでは「溶解速度」というものは医薬品の性質上、とても重要な要素ですが、つまりある医薬品が体内で1時間でとけるのと10時間かかるのでは、吸収のされ方が全然違う。


医薬品のような高付加価値商品にかけられる研究開発費用は、現在1品目につき約100億近いとされています。

にもかかわらずドラッグデザインや有機合成の進展に比べ、結晶多形についての研究は大変遅れています。

実際に研究途中では溶解度の高かった化合物が、研究が進み純度が上がった途端により安定な結晶形が出現し、石のような結晶になって打ち切りになってしまうことも少なくありません。

こういったただ結晶の形を解明するだけでも大きな科学の進展につながります。






鹿児島大学大学院理工学研究科の隅田泰生(すだやすお)教授(52)が、
微量のインフルエンザウイルスを濃縮して検出する方法を開発した。

隅田教授は「明確な症状が出ている人だけでなく、感染初期の人からも検出が可能。
さまざまなウイルスに対応でき、新型インフルエンザ流行第2波の
水際阻止・早期治療に役立つ」と話す。7
月1日から東京である国際バイオフォーラムで発表する。

隅田教授はウイルスが、周辺の細胞の表面にある糖分子に吸着することに着目。
糖分子を固定化した金のナノ粒子(超微粒子)を作った。このナノ粒子とウイルスを混合すると、
ウイルス表面にナノ粒子が吸着し、重くなって沈殿。
それを集めて濃縮し、遺伝子増幅法(PCR)で調べたところ、従来の1000倍の感度で
ウイルスを検出することに成功した。

濃縮せずに調べる方法では、分からなかったごく微量のウイルスを約2時間で検出できるという。
「従来、検出には1ccにつき1000個のウイルスが必要だったが、1個で可能な計算」(隅田教授)だ。
この方法を使い、だ液中のウイルスを20分程度で検査・確定できる自動検査システムを、
メーカーと共同開発中で「今秋にも実用化させたい」としている。
隅田教授は「実用化すれば、新型インフルエンザが強毒性になった場合、感染者と
同じ飛行機の乗客を簡単に一斉検査することもできる」と話している。


ソース:南日本新聞
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=17807
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