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有機化学の話
有機化学のトピックを紹介しています。
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フレーレン


サッカーボール状の分子で有名なフラーレンC60 は形だけでなく、様々なユニークな性質があることがしられていて、盛んに研究されています。


性質の一つにフリーラジカルとの反応性が高いという興味深い特徴を示すことが明らかになっています。

フリーラジカルという難しい単語が出てきましたが、適当に流しといてください。


フリーラジカルはシミ、シワといった肌トラブルの原因となるだけでなく、様々な病気を引き起こす要因とも言われてます。

そのフリーラジカルをフラーレンで取り除く化粧品・医薬品の研究が行われています。


メラニン抑制効果を有する美白化粧品成分にフラーレンが利用されていて販売されています。また、フラーレンを植物性オイルに溶解させたものも実用化されています。これはヒト細胞や皮膚組織を用いた研究より、優れたシワ形成抑制効果を有することが明らかになっています。

またこれらの成分については、毒性は認められず、高い安全性が確認されています。

フラーレンは様々な分野での応用が期待されていて、未来の材料として注目されています。

他にもフラーレンについて記事を書いているの見てください。
フラーレンの中に水素を閉じ込める
http://topsynthesis.blog39.fc2.com/blog-entry-19.html
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私の意見では、マイナスイオンとは「あるある」をはじめ、さまざまなメディアが
科学的実証を得ないまま、下手にさわいだことで発生した偽科学であり、
それに乗じてマイナスイオン関連製品を開発した各社だけが悪いのではないと思う。
「除菌イオン」などと名を替えて、いまだに出回っているものもあるが、すでに「ミステリーサークル」
と同じ道のりを歩み始めているマイナスイオン。
そういった流行に振り回されやすい日本の国柄にも問題ありか?

バッタ


バッタは体内のセロトニン濃度によって,行動パターンが変化するそうです。



 バッタの砂漠地域に生息するある種は,単独で行動するときと集団で群れをなしているときでは,外見や行動のようすがまったくことなり、これがどういった作用でこうなるのかはわかっていませんでした。

 イギリスの研究者がバッタの行動の変化に「セロトニン」という神経伝達物質が関与していることを発見したらしいです。

実験結果
単独でいるバッタを集団の中に置くと数時間で行動が変化し,その間に体内のセロトニン濃度が上昇していた。また単独でいるバッタにセロトニンを注射したところ,バッタの行動が集団型に変化した。バッタは集団の中に置かれることで,ほかのバッタを見る,においを感じる,接触するといったさまざまな刺激を受け,セロトニン濃度が上昇するのだという。

化学物質で生物の行動が制御できる日もくるかもしれません。
クモ


慶応大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の大学院生2人が、
従来の化学繊維より大幅に環境負荷の少ないタンパク質由来の生分解性繊維を
合成することに成功した。
強度と伸縮性の高さ、環境負荷の少なさなどが特徴。
夢の素材といわれる「クモの糸」の量産化に道筋をつけた研究で、大手企業も注目しているという。

2人は博士2年の関山和秀さん(26)と、修士2年の菅原潤一さん(24)。
関山さんは2004年からクモ糸の実用化に取り組み07年、菅原さんとともに研究所内に
バイオベンチャー企業「スパイバー」を設立し、研究を進めてきた。

その結果、培養したバクテリアにフィブロインと呼ばれるタンパク質を合成させる量産技術や、
大手メーカーとの共同開発による紡糸技術などを確立。高性能タンパク質繊維の合成に成功した。
関連した技術数件の特許を出願しており、国内外の企業数社からも共同研究の申し出があるという。

新素材は「生産時の二酸化炭素排出が極めて少なく、生分解のため廃棄も容易」(関山さん)という。
素材やコスト面の改良を重ねながら、将来的には自動車や航空機、発電用風車の材料、
医療用縫合糸など幅広い用途での活用を目指す。
2人の研究は、バイオ分野の技術革新を目的に、大阪府や大阪商工会議所が主催する
「バイオビジネスコンペジャパン」の最優秀賞にも輝いた。
学生としては初めての最優秀賞で、賞金500万円を獲得した。

指導した同研究所の冨田勝所長は「バイオ分野で最も権威あるビジネスコンペ。
受賞をばねに鶴岡から世界に向けた躍進に期待したい」と総括。
関山さんは「資源に乏しい日本だからこそ頑張りたい。1日も早い実用化を目指したい」と
意気込んでいる。

ポリエステルやナイロンなど石油を原料にする化学繊維は、合成時に多量の二酸化炭素を排出し、
土に返らない。これに対し環境負荷が少ないクモの糸は研究者の間で「夢の素材」といわれ、
人工的に生成する試みが続けられてきた。


ソース:河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090408t52015.htm
マリファナ


<マリフアナの成分、がんの増殖を抑制=スペイン研究>

2009年 04月 2日 14:33 JST

[ロンドン 1日 ロイター] マリフアナの有効成分が、がんの増殖を抑制するというスペインの
研究結果が、1日発行の医学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーションに掲載された。

マリフアナに含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)という成分をがんを発症しているマウスに
投与したところ、腫瘍(しゅよう)の成長が抑制され、オートファジーというプロセスの中でがん細胞が
破壊されたという。

研究に携わったマドリードのコンプルテンス大学のギリェルモ・べラスコ氏は「今回の研究で、THCを
治療効果のある安全な方法で投与すれば、がん患者にも役立つ可能性があることが示された」と述べた。 

マリファナの健康への影響を調べた研究はこれまでにも多くあり、心臓発作や脳梗塞(こうそく)、
がんのリスクを高めるという研究結果も出ている。一方で、アルツハイマー病の予防に役立つとの
報告もあり、多くの医師がエイズ患者の体重増加などに役立つとの認識を持っている。

研究チームは、脳腫瘍の患者2人にも臨床試験を行っており、THCの投与でオートファジーが
確認されたという。 

記事引用元:REUTERS(http://jp.reuters.com/home)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37297520090402
1 名前:かわはぎφ ★[sage] 投稿日:2009/04/01(水) 18:28:17 ID:???
紫外光を当てると青くなり、照射をやめると瞬時に無色透明に戻る有機化合物を、
青山学院大理工学部の阿部二朗准教授らが開発し、1日付の米化学会誌に発表した。

昨年7月発表した緑色に変わる化合物に比べて反応が極めて速く、肉眼では残像が見えないのが特徴。
光の3原色の残りの赤や緑に変わる化合物も開発し、立体カラーテレビの実現を目指す。
今回の化合物は試薬大手の関東化学(東京都中央区)が市販する。

 この有機化合物の分子構造は、通常はA字形だが、
紫外光を当てると中央の架橋部分が切れてΛ字形に開き、青くなる。
照射をやめると閉じて架橋が復活し、無色透明に戻る。

ちょうつがいとなる頂点部分から架橋までの長さを4割に短くし、開閉を小さくすることで、反応を速くした。
樹脂膜に2割混ぜた場合、青くなってから無色透明に戻るまで、100分の2秒程度しかかからない。

 この化合物を混ぜた樹脂膜に紫外光レーザーを照射するだけで文字や画像を表示できるため、
電極がいらない低コストの大型ディスプレーが実現できる。
さらに、現在はクレジットカードの偽造防止などに使われているホログラフィーを応用すれば、
専用眼鏡を掛けなくても見える立体テレビを開発できる可能性が高い。

 阿部准教授は「単色でもホログラフィー方式の立体テレビができれば、
内視鏡手術や遠隔医療で患部を立体的に把握するのに役立つ」と話している。
(時事通信社)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009040100781
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