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有機化学の話
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1 名前:依頼スレの4@おっおにぎりがほしいんだなφ ★[] 投稿日:2009/07/14(火) 14:07:07 ID:???
東京大学の野田優准教授らは、高純度の単層カーボンナノチューブ(CNT)を
従来法の約1000分の1のわずか10分で生成する技術を開発した。

平面基板上にCNTを成長させる方法を応用し、ビーズ状の球体の表面に生成する。
触媒の付け方を改善すれば、CNT回収までを一つの装置で繰り返せる。
理論上、容積1リットルの装置で1日1キログラムの単層CNTを生成できる。
高品質の単層CNT価格を500分の1以下の1グラム当たり100円にできる。
ガソリン精製などに使う流動層と呼ばれる装置で行う。

表面に鉄触媒を添付した直径500マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の
セラミックス製ビーズを入れ、原料のアセチレンガスを流すと、
約10分でビーズ表面に数百ナノメートル(ナノは10億分の1)の長さの単層CNTが成長する。
CNTはガスの流量を上げるとビーズから切り離され、簡単に回収できる。


ソース:日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620090713aaab.html
[単層カーボンナノチューブ(CNT)を10分で生成-価格500分の1に]の続きを読む
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従来の1000倍の速度で水をろ過し、濁った水を透明にしたり農薬やウイルスを取り除いたりできる膜を、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)の一ノ瀬泉・ナノ有機センター長らが開発した。


水質浄化の低コスト化につながるほか、将来は人工透析など医療への応用も考えられるという。

 開発したのは、たんぱく質「フェリチン」などを材料にした厚さ約60ナノメートル(ナノは10億分の1)の膜。
従来より厚さが1000分の1と薄い。水の分子の約10倍という直径約2ナノメートルの穴が多数あり水は流れるが、
ウイルス(直径数十ナノメートル)や水を濁らせる物質は遮断される。

 この膜に1気圧相当の水圧をかけると、1平方メートルあたり毎時約9000リットルの水がろ過でき、
従来の約1000倍の速さだった。原料費は膜1平方メートルで約800円という。

 ろ過速度は圧力に比例して上がる。従来は水圧を数十気圧まで高めて速度を上げていたが、
今回の膜なら高圧をかけるエネルギー分を節約できる。
フレーレン


サッカーボール状の分子で有名なフラーレンC60 は形だけでなく、様々なユニークな性質があることがしられていて、盛んに研究されています。


性質の一つにフリーラジカルとの反応性が高いという興味深い特徴を示すことが明らかになっています。

フリーラジカルという難しい単語が出てきましたが、適当に流しといてください。


フリーラジカルはシミ、シワといった肌トラブルの原因となるだけでなく、様々な病気を引き起こす要因とも言われてます。

そのフリーラジカルをフラーレンで取り除く化粧品・医薬品の研究が行われています。


メラニン抑制効果を有する美白化粧品成分にフラーレンが利用されていて販売されています。また、フラーレンを植物性オイルに溶解させたものも実用化されています。これはヒト細胞や皮膚組織を用いた研究より、優れたシワ形成抑制効果を有することが明らかになっています。

またこれらの成分については、毒性は認められず、高い安全性が確認されています。

フラーレンは様々な分野での応用が期待されていて、未来の材料として注目されています。

他にもフラーレンについて記事を書いているの見てください。
フラーレンの中に水素を閉じ込める
http://topsynthesis.blog39.fc2.com/blog-entry-19.html
人口筋肉

『ターミネーター』の次回作には、前作で話題を呼んだ液体金属(擬似多合金)に代わり、
Ray Baughman氏の研究室の発明品が登場するかもしれない。
それは、カーボン・ナノチューブでできた「次世代の筋肉」だ。

Baughman氏らのチームは、鋼鉄より強く、空気ほどに軽く、ゴムより柔軟な、
まさに21世紀の筋肉といえる素材を作り出すことに成功した。
これを使えば、義肢や「スマートな」被膜、形状変化する構造物、超強力なロボット、
さらに――ごく近い未来には――高効率の太陽電池などが作れるかもしれない。

「生体筋肉に比べ、単位面積当たり約30倍の力を発揮することが可能だ」と、
テキサス大学ダラス校ナノテク研究所の責任者を務めるBaughman氏は話す。

1990年代初めにカーボン・ナノチューブの研究が始まって以来、この超軽量できわめて強度の高い
円筒状の分子は、素材科学者たちを魅了し続けてきた。大量生産が困難なことから
商業的用途の開発は遅れているが、それでもカーボン・ナノチューブはすでに自転車の部品や
航空機の試作機、防弾服、トランジスタ、および将来の宇宙エレベーター(日本語版記事)の
ケーブルに使われる可能性もあるロープなどの素材に使われている。

Baughman氏がカーボン・ナノチューブに関心を抱いたのは、導電性高分子を使って
人工筋肉を作ろうとしているときだった。同氏は高分子よりも、カーボン・ナノチューブをつなげたものを
使った方がうまくいくことに気付いた。そこでまず、無秩序に絡み合ったナノチューブ繊維を、
帯電した液体を使って動かした。
次に、より構成に一貫性のある配列で実験し、さらに前回とは別の方法で電荷を与えた。

今回Baughman氏が開発した人工筋肉素材は、『Science』誌の3月20日(米国時間)号に掲載された論文で
発表されたもの。垂直に配向し、電気に直接反応するナノチューブの束からできている。
非常な高速で縦方向に伸張・収縮し、横方向には非常な強度を発揮するこの筋肉素材は、
技術者が想像しうる限り多様な用途に応用できる可能性がある。(一部省略)


ソース:wiredvision
http://wiredvision.jp/news/200903/2009032423.html
http://wiredvision.jp/blog/wiredscience/200903/20090324101805.html
ナノテクノロジーで面白いニュースがあったので紹介したいと思います

ナノのカプセル ●nature 
2008年9月4日号
水と油でできた,薬を運ぶナノサイズの入れ物が開発された。


 水と油をいっしょに振ると,一度はまざってもすぐに分離してしまう。そこで,せっけんなどに含まれている「界面活性剤」を加えて振ると,水と油が細かくまざったままの液体ができる。これをエマルジョン(乳濁液)という。
 界面活性剤によって,水中に細かく油滴が分散し,さらに油滴の内部に水滴がある液体を「ダブルエマルジョン」という。ダブルエマルジョンは,微細な油のカプセル内に薬を入れて運ばせるなど,さまざまな用途が期待されている。ただしこれまでは,100ナノメートル(ナノは10億分の1)以下の水滴や油滴の作製はむずかしかった。
 アメリカ,カリフォルニア大学のハンソン博士らは,「ジブロック・コポリペプチド」という界面活性剤を用いることで,30~200ナノメートルのダブルエマルジョンをつくることに成功した。
 今回の成果は,さまざまな物質の保存,輸送に役立つだろう,と博士らはのべている。
http://www.newtonpress.co.jp/science/news/sensor/s2008/s200812/200812-1788.html

ナノレベルの技術はすごい勢いですね。
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